柑橘類は朝に食べるとシミになる？お肌に良いフルーツの摂り方のまとめ

2020.09.06

栄養価が高いフルーツを毎日食べている人も多いですよね。
しかしフルーツを食べるタイミングで、肌トラブルが起きてしまうことも。
特にシミ・そばかすが気になる人は、要注意です。

今回は柑橘類を食べるとシミになりやすい理由について、詳しくご紹介します。

お肌に良いフルーツの摂り方ってあるの？
シミ・そばかす対策にはどうフルーツを食べればいいかわからない…

という人もぜひ参考にしてみてください。

1 柑橘類を朝に食べるのは要注意！ベストタイタイミングは夕方以降
- 1.1 柑橘類に含まれるビタミンCはエイジングケアの味方
2 朝におすすめのフルーツとは！お肌に良いフルーツの摂り方をご紹介
- 2.1 朝のスムージーにはバナナや、いちごで美肌ケアを
- 2.2 瑞々しいスイカや、桃・梨でお肌に良い水分補給を
3 「柑橘類は朝に食べるとシミになる？お肌に良いフルーツの摂り方のまとめ」のまとめ

柑橘類を朝に食べるのは要注意！ベストタイタイミングは夕方以降

ビタミンCを多く含む柑橘類は、美肌対策におすすめのフルーツとして有名ですよね。
しかし朝に柑橘類を食べて、紫外線に当たると、シミ・そばかすができやすくなります。

これは柑橘類に含まれる「ソラレン」という成分が原因。

ソラレンは「光毒性」という性質があり、

紫外線に反応してメラニンを活発にする

シミ・そばかすのできやすい状態に導いてしまう働きをもっています。

柑橘類は消化されやすい食材なので、口に入れてから約2～3時間で、消化が始まります。
消化されると柑橘類のソラレンが、血液とともに全身に運ばれ、肌の毛細血管をめぐり始めます。
ソラレンは血液の中で、約5～6時間は留まると言われているので、柑橘類を食べてから約12時間は直射日光を浴びない方が良いでしょう。

柑橘類を食べるなら、夕方から夜がベストタイミングです。
また柑橘類の成分が配合されたジュースでも、ソラレンは含まれています。
スムージーにして、朝から柑橘類のジュースを飲む人もいますが、美肌への影響を考えるとソラレンの入っていない果物に変えた方が良いですね。

柑橘類に含まれるビタミンCはエイジングケアの味方

柑橘類を食べるのが悪いわけではなく、タイミングにさえ気をつければ、美肌の心強い味方になってくれます。
柑橘類に含まれるビタミンCには、

潤いを網目状につなぐコラーゲンの生成をサポート
紫外線のダメージを受けた肌細胞の修復を助ける

エイジングケアにぴったりの効果が期待できます。

30代に入ってから、お肌の衰えを感じ始めた人や、疲れがなかなかとれない人は、夕方から夜に柑橘類を積極的に摂るのがおすすめです。

朝におすすめのフルーツとは！お肌に良いフルーツの摂り方をご紹介

先ほどは、柑橘類を朝に食べない方が良い理由をご紹介しました。
朝にフルーツを食べたい時は、柑橘類の他に何を食べればいいか悩んでしまう人もいますよね。

柑橘類の他にお肌に良いフルーツと、摂り方についてみていきましょう。

朝のスムージーにはバナナや、いちごで美肌ケアを

朝食代わりにスムージーを飲む人も多いですよね。
柑橘類をベースにするレシピもありますが、朝のスムージーにおすすめなのは

バナナ
いちご
ブルーベリー

などの果物。

バナナはカリウムが豊富なので、ミネラルが不足しやすい夏にもぴったり。
また消化されやすいため、体内でエネルギーに変換されやすく、腹もちも良い果物です。

いちごはビタミンCが豊富ですが、光毒性がないフルーツのため、朝に食べてもシミ・そばかすを心配する必要がありません。

さらにブルーベリーはアントシアニンが豊富に含まれているので、デスクワークの人や、目の疲れを感じやすい人におすすめです。

瑞々しいスイカや、桃・梨でお肌に良い水分補給を

暑さが厳しい夏は、フルーツで水分補給をする人もいるでしょう。
柑橘類以外のフルーツを朝から食べる時には、

スイカ
桃
梨

がおすすめです。

特にスイカはカリウムが豊富に含まれているだけでなく、ほとんどが水分でできているとても瑞々しいフルーツ。
夏の朝の水分補給におすすめの果物です。

また桃や、梨も水分量が多く、桃にはペクチンが多く含まれているので、便秘に悩みやすい女性にもぴったりです。
梨にはポリフェノールが含まれており、紫外線のダメージを受けた肌を錆びさせない美肌効果が期待もできます。

柑橘類以外のフルーツ選びに悩んだ時は、ぜひチェックしてみてください。