乳液のタイプと特徴
スキンケアの中で乳液というと、地味に感じてしまう人も多いのではないでしょうか。乳液は肌の保湿に欠かせない、大切なスキンケアアイテムです。乳液は1種類だけしかないと思っている人も多いですよね。
今回は基本的な乳液の種類と、それぞれの特徴についてご紹介します。乳液なんてどれを使ってもあまり変わらないのでは…と思っている人もぜひ今回の内容を参考にしてみてください。
目次
乳液の種類と特徴
スキンケアで潤いを守る保湿に欠かせない乳液は、3種類に分かれています。
- 保湿
- UV
- ファンデーション乳液(ティント乳液)
一般的に「乳液」と広く知られているのが、保湿効果が期待出来る乳液です。その他にも用途によって、使い分けられる乳液の種類があります。それぞれの特徴を見てみましょう。
保湿乳液
保湿効果が期待出来る、一番基本的なタイプの乳液です。化粧水や美容液の後、クリームの前に使用することが多いアイテム。油分が20%~30%ほど含まれているので、潤いの蒸発を防いで水分の浸透をサポートしてくれます。
乾燥対策にはスキンケアクリームと組み合わせて使うと、相乗効果を発揮します。
UV乳液
基本的な乳液に、UVカット効果が期待出来る成分をプラスしたアイテムです。またUVカット効果の他にも、色素沈着の元となるメラニンを抑制しシミ・そばかす・くすみなどを防ぐ効果が期待出来る美白タイプもあります。
日焼け止めよりもUVカット効果が弱いタイプもあるので、子供や敏感肌の人も使いやすいのが特徴的です。
ファンデーション乳液(ティント乳液)
乳液自体にほんのりと色がついており、メイク下地やファンデーション代わりに使うことが出来る乳液です。保湿効果が期待出来るタイプや、UVカット効果・美白など機能性が充実しているものも多くあります。
基本的な3種類の乳液の特徴を挙げてみましたが、保湿乳液以外は初めて知った…という人も多いのではないでしょうか。今度はそれぞれの乳液を選ぶ時のおすすめポイントを見てみましょう。
それぞれの乳液はシーンによって使い分ける
3種類の乳液は、用途がまったく異なります。特徴を知ると選ぶポイントも、わかりやすくなりますよね。それぞれの乳液を選ぶポイントと、使うタイミングを調べてみました。
保湿乳液はベーシックなスキンケアにおすすめ
一番オーソドックスな乳液は、朝・晩のどちらのスキンケアにも使うことが出来ます。保湿乳液も油分が多めのタイプはしっとり肌に、水分が多めのタイプはさっぱりと肌の仕上がりを選ぶことも可能です。
化粧水のみでスキンケアを終えてしまうと、せっかくの潤いがすぐ乾燥してしまいます。保湿乳液でしっかり潤いを肌に閉じ込め、水分が蒸発しにくい肌へと整えることが大切です。
水分が多いので肌馴染みが良く、クリームほどベタつかないので夏の保湿ケアにもおすすめです。
UV乳液は保湿とUV対策を同時に行える
UV乳液は紫外線を防ぐパワーがあるので、朝のスキンケアの仕上げにおすすめです。より高いUVカット効果を求めている時は、SPF・PAの高い値のものを選ぶと良いでしょう。
UV乳液は水分も含まれているので、乾燥肌・敏感肌の人の日焼け止め代わりにも使うことが出来ます。日焼け止めよりも肌が荒れにくく、刺激になりにくい低刺激タイプもあります。紫外線から肌を守ると同時に、保湿も行いたい人におすすめです。
ナチュラルメイクに仕上げたい時はファンデーション乳液の出番
ファンデーション乳液は薄いピンク色や、ベージュなどの色味がついているので、肌のくすみをカバーしたい時にぴったりです。スキンケアというよりもメイク用品として作られている商品が多く、保湿効果は少し物足りなく感じるケースもあります。
スキンケアは保湿乳液で済ませ、メイク下地はファンデーション乳液を使い分けるという使い方も出来ます。
乳液のタイプと特徴まとめ
乳液は保湿タイプが広く知られていますが、他にも日常に合わせて使い分けられる便利な種類があります。乳液は「保湿乳液」「UV乳液」「ファンデーション乳液」と大きく3種類に分けられ、さらに油分と水分の割合でテクスチャーが変わってきます。
乾燥が目立つ時はしっとりタイプ、ベタつきが気になる時はさっぱりタイプを選ぶのがおすすめです。普段何気なくスキンケアの仕上げに使っている乳液に、種類があると知らない人も多いのではないでしょうか。
今回ご紹介した乳液の種類や特徴を元に、お手入れ方法の視野を広げてみてはいかがでしょうか。
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