化粧水を成分で選ぶ方法
新しく化粧水を選び時は、何を基準に選んでいますか?美肌効果を高めたい時は、配合されている成分のチェックも欠かせません。しかし成分表示を見ても、どのような効果が期待出来るのか、わかりにくいですよね。
今回は化粧水を成分で選ぶ方法について、ご紹介します。化粧水のベタつきが苦手…という人も、ぜひチェックしてみてください。
化粧水に含まれる成分とは
化粧水は他のスキンケアよりも、水分の配合量が多いアイテムです。
成分表示を見ると、一番初めに
- 水
もしくは
- 精製水
- 海洋深層水
など、水分が表示されています。
化粧水は全体の70~80%が水分のため、他の化粧品よりも、品質が劣りやすい特徴があります。そのため、品質を安定させる酸化防止剤や、界面活性剤などが含まれています。
- ジブチルヒドロキシトルエン・・・化粧品だけでなく、食品の油製品にも使われることが多い
- アスコルビン酸・・・ビタミンC
- トコフェロール・・・水溶性のビタミンEの一種 など
ちなみに酸化防止剤は、全体の0.001~1%未満と言われているので、肌に大きな影響を与えにくく、安全性を考慮されて配合されているので安心して使うことが出来ます。この他には、水分や、成分の劣化を防ぐ「Ph調整剤」や、香料なども配合されています。
そして、化粧水を選ぶポイントにもなる、「美容成分」。代表的なのが、水分がベースとなる化粧水に混ざりやすい、「水溶性」の美容成分です。たくさんある水溶性の美容成分の一部を、見てみましょう。
- グリセリン・・・水分の蒸発を防ぐ効果が期待出来る
- ヒアルロン酸・・・水分を蓄える効果が期待出来る
- セラミド・・・肌のバリア機能を高めて、水分の蒸発を防ぐ効果が期待出来る
- コラーゲン・・・肌の水分同士を繋ぎ、保水力を高める
など、肌に潤いを与える効果が期待出来る美容成分が、配合されやすい傾向にあります。保湿力の高い化粧水を選びたい時は、こうした美容成分に着目してみましょう。
「水」と、「精製水」の違いとは
化粧水の成分表示を見ると、商品によって「水」や、「精製水」と書かれていますよね。どちらも衛生管理が徹底されている、安全な水分には変わりありません。
医薬部外品の化粧水の場合は、「精製水」と表示され、通常の化粧水は「精製水」・「水」と、メーカーによって表示が異なる場合があります。品質の違いや、美容成分が配合されているわけではないので、安心して使うことが出来ます。
化粧水の成分から選ぶ方法とは
先ほど、化粧水に含まれている成分をご紹介しました。
水分がベースとなる、化粧水を選ぶ時は
- 自分が悩んでいる肌トラブルに合う、美容成分が配合されているか
- 添加物や、品質を安定させる防腐剤が配合されているか
この2点をよく確認してみましょう。
特に化粧水は水分が多く、品質が劣化しやすいので、ほとんどの化粧水には防腐剤が配合されています。しかし防腐剤や、添加物が多いと、肌刺激も多くなりがちです。敏感肌・乾燥肌に悩んでいる人は、防腐剤・添加物が多く配合されていないかチェックしてみましょう。
防腐剤や、エタノール(アルコール)が含まれているからといって、必ずしも肌荒れが起こるわけではありません。
- 化粧品で肌がかぶれやすい
- スキンケアをつけると肌の赤みが目立つ
- 冬場は肌が乾燥してピリピリする…
そんな肌のお悩みを抱えている人は、添加物・アルコールなどの成分をチェックしてみてくださいね。
成分によってテクチャーも変化する
配合されている成分によって、化粧水の質感も異なります。
保湿力の高い成分が多く配合されている化粧水ほど
- とろみが多い
- 化粧水をつけた後がしっとりする
という特徴があります。
特に
- 植物由来のオイル成分
- 濃グリセリン
など、油分を含んだ成分が多いと、肌の仕上がりがベタつきやすくなります。ベタつきが苦手な人は、保湿力の高い油分が配合されていないか、成分表をチェックしてみるのがおすすめです。
「化粧水を成分で選ぶ方法」のまとめ
化粧水を選ぶ時は、配合されている成分も大事なチェックポイントです。化粧水の大部分は、水分が占めているスキンケアアイテムなので、他の化粧品よりも、品質が劣りやすい特徴があります。
化粧水の品質を維持するために、「酸化防止剤」が配合されていますが、全体の0.001~1%未満の割合とごく少量です。また化粧水は、水分をベースに作られているので、「水溶性」の美容成分がたっぷりと含まれています。
- 自分が悩んでいる肌トラブルに合う、美容成分が配合されているか
- 添加物や、品質を安定させる防腐剤が配合されているか
この2点を確認してみましょう。
化粧水の成分に悩んだ時は、ぜひ今回の内容を参考にしてみてくださいね。
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