顔に汗をかいた時のお手入れ方法
汗をかくとメイクが崩れてしまって、うまく直せない…と悩んでいませんか?特に夏になると外に出ただけで、顔にも大量の汗をかきますよね。
汗をかいた後そのまま放置してしまうと、肌荒れやニキビなど肌トラブルを起こしてしまうことも…。今回は汗をかいた後のお肌のお手入れ方法についてご紹介します。
ジムやジョギングをした後や、真夏のお出かけの時に簡単に出来る対処方法が知りたい人もぜひチェックしてみてください。
目次
汗には2種類のタイプがある
運動でかく汗はサラサラしているのに、日常生活で汗を感じた時はじんわりとベタつきやすいですよね。汗にも種類があるのを知っていますか?
運動時には、ミネラルや皮脂が混ざっていない「水分だけのサラサラ汗」をかいています。一方日常生活でかく汗は、体内のミネラル分や皮脂・古い角質などが混ざった、「粘度のあるじっとり汗」なのです。
- 水分だけのサラサラ肌・・・ミネラルが少なくベタつかない。すぐ乾いてサラッとする
- 粘度のあるじっとり肌・・・ミネラル分が多く粘度が高い。乾きにくいので埃や皮脂とも混ざりやすい
湿気の多い梅雨や、夏時期の顔汗は、「じっとり汗」タイプが多いのです。
汗腺を鍛えると「じっとり汗」も「サラサラ汗」に
粘度が高くベタつきやすい汗をなんとかしたい…と思う人も多いですよね。汗の性質は汗腺を鍛えることで、少しずつ変えることが出来ます。
運動や湯船に入ると、汗を頻繁にかいて汗腺が刺激されます。汗腺は刺激されることで、ミネラルが汗に混ざってベタつき汗になるのを防いでくれます。
顔汗をかいた後のベタつきが気になる時は、汗の質自体にも注目してみましょう。
汗の種類別に対処方法をご紹介
汗に種類があることがわかっても、お手入れ方法を知らないとメイクが崩れやすいままですよね。汗の質を高める汗腺を鍛えるのは、時間がかかります。
今度は汗の種類別に、手軽に対処出来るお手入れ方法をご紹介します。
じっとり汗は放置せずに化粧水でしっかりオフ
暑い時はいくら拭いても、すぐ汗をかいてしまいますよね。じっとり汗はそのままにしてしまうと、粘度があるので埃や古い角質と混ざり合い、肌トラブルの原因になることも…。
肌のベタつきが気になる時は、コットンに化粧水を染み込ませて優しく拭き取りましょう。乾いたハンカチや、ティッシュでゴシゴシ擦ると皮膚表面が傷ついて、肌の水分が蒸発しやすくなります。
コットンが面倒な時は、ミスト状に細かく散布できるミストタイプの化粧水がおすすめ。顔全体に吹きかけて、ティッシュで顔全体を軽く押さえて水分と汗を吸収させましょう。
汗を拭き取る時に化粧水を使うと、保湿ケアも同時に出来ます。湿度の低い冷房の効いた屋内にいることが多い人も、ぜひメイク直し前に使ってみてくださいね。
サラサラ汗はリンパ節を冷やそう
運動や湯船でかきやすいサラサラの汗は、体温調節にかかせない生理現象です。しかしなかなか汗がひかないと、スキンケアやメイクが出来ないですよね。
そんな時はリンパ節や関節を冷やしてみるのがおすすめです。冷たいペットボトルや、保冷剤を使ってリンパ節に近い部分を冷やしましょう。リンパ節を冷やすと、「体が冷えた」と脳に情報が伝達されて汗腺の働きが鈍くなります。
顔周りの汗を押さえたい時は、
- 首の後ろ
- 耳の後ろから首の側面
- ワキの下
を重点的に冷やすと良いでしょう。
長時間保冷剤などを当てると、血流が滞りやすくなるので長くても2~3分程度に留めて様子を見るのがおすすめです。
顔に大量の汗をかきたくない時は、事前対策にこんな方法も
顔汗がどうしてもかきたくない時は、事前対策を行う方法もあります。舞妓さんはしっかりお化粧をしていても、暑い夏でも崩れている姿を見かけないですよね。
その秘密は、メイクを行う前に行う汗対策にあります。着物に着替える前に、バスト上からワキにかけて紐でキツめに縛り、リンパ節を刺激するのです。
これは「半側発汗(はんそくはっかん)」という、昔からの行われている制汗方法。リンパ節を強めに刺激することで、体の一部分の発汗を抑える効果が期待出来ます。
紐はずっと縛ったままにせず、10分程度行ったら外すことが大切です。大切な会議があるのでメイクを崩したくない…、デート中にメイク直しを頻繁に行いたくない…という時はぜひ試してみてはいかがでしょうか。
顔に汗をかいた時のお手入れ方法まとめ
湿度・気温が高くなると、顔にもたくさんの汗をかきますよね。敏感肌の人や、肌荒れが気になる時は、メイク以外の汗対策を覚えておくと、夏場の屋外や運動後の肌のお手入れもしやすいですよね。
- せっかくしたメイクが朝の出勤前に崩れてしまう…
- 夕方のメイク直しが面倒…
顔の汗対策に悩んだ時は、ぜひ今回ご紹介した方法を試してみてはいかがでしょうか。毎年暑さが厳しくなる夏も、汗対策で快適に乗り切りたいですね。
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