UV乳液と日焼け止めの選び方

日差しが強い時期や、夏の暑さが厳しい時はUVケアが欠かせません。最近ではUV効果のある乳液がたくさん販売されていますが、日焼け止めとの違いがいまいちわからない…という人も多いのではないでしょうか。

今回はUV乳液と日焼け止めの選び方をご紹介します。

• UV乳液はどんな肌質でも使えるのか知りたい
• アウトドアなど屋外のレジャーでどちらを使えばいいのかわからない

UV乳液を詳しく知りたい人も、ぜひ参考にしてみてくださいね。
 

 

UV乳液・日焼け止めを選ぶには違いをチェック

お肌の紫外線対策には、日焼け止めで紫外線のダメージを防ぐことが大切です。UV乳液・日焼け止めの両方ともUVカット効果が期待出来ますが、その他にはどんな特徴があるのでしょうか。まずはそれぞれの特徴を比べてみましょう。

UV乳液と日焼け止めの違いとは

スキンケアや、メイクの時間を節約出来るオールインタイプの化粧品が、多く販売されていますよね。UV乳液はスキンケアの仕上げの乳液と、UVカット効果のある化粧下地が合わさった効果が期待出来るアイテムです。

日焼け止めよりも保湿成分が多く、乾燥を防いでくれる保湿効果が高いのが特徴的です。一方日焼け止めはUVカット効果の他に、皮脂吸収パウダーが配合されたものや、色が薄くついており肌くすみをケア出来るタイプなどバラエティが豊富です。

• UV乳液＝UVカット効果が期待出来る保湿乳液・・・スキンケアに近い日焼け止め
• 日焼け止め＝目的によってタイプを選べる化粧下地・・・メイクに近い日焼け止め

というように覚えておくとわかりやすいでしょう、

UV乳液は紫外線カット率が低い？

スキンケアよりのUV乳液は、紫外線カット効果が低いという人もいます。種類の少ない一昔前のUV乳液は、UV効果が低くSPF20～35・PA＋＋という数値のものがほとんどでした。

しかし近年オールインワンコスメの需要が増え、化粧品の性能が格段にアップしたこともあり、UVカット指数がトップクラスのUV乳液も登場しています。美白ケアも同時に行える多様化したUV乳液も販売されています。

ちなみにどちらもUVカット数値が高いものは、成分がシワや毛穴に詰まり、肌に残りやすくなるので要注意。Wクレンジングでしっかり洗い流して、肌トラブルを防ぎましょう。
 

 

UV乳液・日焼け止めを選び分ける方法とは

UV乳液と日焼け止めとの境目がわかりにくく、選び方にも迷ってしまう人も多いですよね。今度は先ほど挙げた違いから、それぞれの選び方のポイントをチェックしてみましょう。

スキンケアに近いUV乳液は

 
または

• 汗をかきにくい屋内での作業時
• スキンケアの保湿と日焼け止めを1度で済ませたい時
• 保湿力のある化粧下地を使いたい時

におすすめです。

特に乾燥肌や敏感肌の人は、メイク前に肌が乾燥してカサカサしてしまう…という肌トラブルが起きやすいですよね。そんな時は普段のスキンケアが完了した後、メイク前にUV乳液を使うと、メイクのノリがグッと高まります。

UV乳液は水分が多く保湿力がある点が、大事なポイントです。また子育てで肌のお手入れに時間をかけられない時は、朝の忙しい時間にささっと肌につけて、ゴミ捨てや洗濯物を干す時にも大変便利ですね。

反対に日焼け止めは

• 皮脂分泌や汗が多い肌質の人
• ニキビやコメドの肌トラブルが気になる時

などにおすすめです。

また

• アウトドアなど屋外にいる時間が長い時
• 肌をサラっとマットに仕上げたい時

こんな場面でも活躍してくれます。

日焼け止めは汗・水に強いウォータープルーフ仕様のものも多いので、屋外で運動する時やアウトドアで塗り直しが出来ないときにも向いています。

また油分の多いUV乳液は、ニキビ・コメドが出来てしまった時は油分で毛穴が詰まりやすくなるので使用を控えた方が良いでしょう。スキンケアを終えた後、油分の少ないジェル状の日焼け止めでニキビのある部分をカバーするのがおすすめです。

UV乳液と日焼け止めの選び方まとめ

最近は様々な多機能化粧品がたくさん登場していますよね。UV乳液や、日焼け止めも多様化が進んでいるので、どんな風に選んだらいいかわかりづらい…という人も多いのではないでしょうか。

• UV乳液・・・水分・油分が多く、UVカット効果が期待出来るスキンケア寄りの製品
• 日焼け止め・・・皮脂や汗などに強く、カバー力が高いベースメイク寄りの製品

それぞれの違いをチェックすると、選びやすくなりますね。今回ご紹介したUV乳液と日焼け止めの選び方のポイントを、ぜひ参考にしてみてください。