洗顔料の種類と特徴
「洗顔料」は、基本的なスキンケアアイテムの1つです。若い頃にスキンケアの第一歩として、化粧水と一緒に使い始めた人も多いのではないでしょうか。洗顔料と言えば石鹸やフォームが一般的ですが、意外と特徴までは知られていません。今回はスキンケアのベーシックアイテム・洗顔料の種類と、特徴についてご紹介します。
普段洗顔料を選ぶ時に迷ってしまう人も、ぜひ参考にしてみてくださいね。
目次
洗顔料の種類と特徴
洗顔料と言えば、石鹸やチューブ型の洗顔料を思い浮かべる人も多いですよね。まずは洗顔料の種類を見てみましょう。
洗顔料の形状は大きく分けると、
- 石鹸(固形型洗顔料)
- クリーム(ペースト型洗顔料)
- ジェル
- 泡(ポンプ式洗顔料)
- パウダー(粉末・粒子状洗顔料)
上記の5つに分類されます。さらに粒々としたゴマージュ入りのスクラブ洗顔や、泡立たない美容液のような液状タイプの洗顔料もあります。それぞれの特徴を見てみましょう。
石鹸(固形型洗顔料)
少量の水を石鹸と合わせ、よく泡立てから使います。洗顔料の中でも洗浄力が高く、しっかりと汚れや、皮脂を落としたい時に向いています。洗浄力が高くさっぱりと洗い上げる白乳色タイプと、比較的洗浄力が弱く肌がつっぱりにくい半透明タイプがあります。
クリーム(ペースト型洗顔料)
柔らかいペースト状の洗顔料で、水と混ざりやすいので、泡立てやすいタイプ。美容成分や、油分が配合されたものも多く、マイルドな洗い上がりを求める時に向いています。細かい粒子が配合されたスクラブ洗顔や、温めて毛穴を開きやすくする温感タイプなど豊富な種類が販売されています。
ジェル
クリームタイプよりも水分量が多く、油分の配合が少ないのでさっぱりとした洗い心地を求める時に向いています。洗浄力が高いので、ニキビが気になる時にもおすすめです。美容成分が配合された泡立たないタイプもあり、肌に馴染ませてそのまま洗い流すことが出来るものもあります。
泡(ポンプ式洗顔料)
容器を押すと泡の形状で出てくるので、そのまま使うことが出来る洗顔料です。泡立ちが良くなるように、界面活性剤や発泡性の添加物が配合されているものも。時間がない時や、手早く洗顔を済ませたい時に便利です。
パウダー(粉末・粒子状洗顔料)
少量の水と混ぜてから、よく泡立てて使う洗顔料です。パウダー状の洗顔料には、酵素が配合された物が多く、洗浄力が高めで、クレンジングでは落ちにくいタンパク汚れを分解する力に優れています。
水に濡れたまま保存すると、使用する時に成分が弱まってしまうので、よく手が乾いた状態で使用するのが大切です。こうしてみると洗顔料もたくさん種類がありますよね。今度は洗浄力や、しっとり感など洗顔料をそれぞれ比較して見てみましょう。
洗顔料は肌質・洗い上がり・目的によって使い分ける
洗顔料を使い終わった後、肌がつっぱるような感覚になったことはありませんか?自分にあった洗顔料を選ぶ時のポイントをまとめてみました。
乾燥が目立つ時はしっとり、つっぱりにくい洗顔料を選ぶ
クレンジングと洗顔の両方を終えると、肌の潤いが蒸発し乾燥状態になっています。クレンジング前から肌の乾燥が目立つ時は、しっとりと潤いを保つ洗浄力がマイルドな洗顔料がおすすめです。
固形の石鹸の場合は透明の弱酸性のタイプを、クリームタイプは美容成分が配合された洗い上がりがしっとりタイプを選んでみましょう。
皮脂詰まりや毛穴汚れに悩んだ時は、石鹸・パウダータイプがおすすめ
小鼻の角栓や、皮脂詰まりはクレンジングだけではなかなか洗い流せないですよね。皮脂トラブルに悩んだ時は、タンパク汚れに優れた洗浄力のある石鹸・パウダータイプがおすすめです。
石鹸でも白い陶器のような色合いの石鹸は、弱アルカリ性のものが多く、洗浄力が高いという特徴があります。またパウダータイプには、水に濡れると活性化し、タンパク質を分解する力が高まる酵素が含まれているものが多いので、古い角質や角栓対策にもぴったりです。
ドラックストアなどで、洗顔選びに迷った時は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
洗顔料の種類と特徴まとめ
洗顔はクレンジングと同じく、なめらかな肌作りに欠かせないスキンケアアイテムです。朝・晩と2回必ず行っている人も多いのではないでしょうか。
しかし使い頻度の高いアイテムでも、意外と種類や特徴を気にして選んだことがない…という人も多いですよね。洗顔料を選ぶ時は価格だけではなく、洗い上がりや肌質・目的によって選び分けると、その後の化粧水などのスキンケアの効果もアップします。
洗顔料選びに悩んだ時は、今回ご紹介した種類や、特徴をぜひ参考にしてみてはいかがでしょうか。
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