洗顔料の正しい使い方とは
毎日朝・晩と洗顔を行っていても、肌の表面の汚れやゴワつきが気になる…という経験はありませんか?クレンジングでメイクを落としたから、洗顔は適当でも汚れはきれいに洗い流せるはず…と思われがちですが、洗顔料にも大切な使い方のポイントがあります。
今回は洗顔料の基本的な正しい使い方をご紹介します。ぜひ基本的な使い方をマスターして、洗い上がりの違いをチェックしてみてくださいね。
洗顔料の基本的な使い方を確認してみよう
まずは泡立てタイプの洗顔料に共通する、基本的な使い方を見てみましょう。メイクを行った日の場合は、クレンジング後に洗顔を使用します。
よく手を洗って水分をタオルで拭いてから行うと、この後の泡立ちアップにも繋がります。
- 洗顔料を手の平に出す
クリームタイプやジェルタイプの洗顔料は、1回分の使用量を手の平に出します。石鹸の場合は、手の平に石鹸を乗せましょう。 - 水を加えてよく泡立てる
少量の水を洗顔料に加えて、よく泡立てます。クリームやジェルタイプは、少量の水と指先で洗顔料を馴染ませてから、手の平全体を擦り合わせると泡立てやすくなります。石鹸の場合はまず石鹸自体に少量の水をかけて、手の平でクルクルと回します。5~8回程度手の平で回し石鹸を外した後、そのまま手の平を軽く丸めて擦り合わせます。
泡立てタイプの洗顔料は、擦り合わせて数秒経つと大きな泡が出来るので、もっちりとした細かい泡が出来るまで、さらに手の平をよく擦り合わせるのがポイント。
- 泡をおでこ・両頬・鼻・あごに乗せて、指先で顔全体に広げる
たっぷり泡立ったら、おでこ・両頬・鼻・あごに泡を乗せて、指先で顔全体へと馴染ませます。指先を使って、内側から外側へ一定方向に広げましょう。ゴシゴシと擦ると、摩擦で肌の表面が傷ついてしまう可能性も。優しく撫でるようにクルクルと細かく馴染まると、汚れが肌から浮きやすくなります。
小鼻のキワや、フェイスライン、耳の後ろなど細かい部分も、古い角質が溜まりやすいので忘れずに。
- 顔全体に広げたら、ぬるま湯でしつこく濯ぐ
泡をしっかり馴染ませて、顔全体に広げたら濯ぎます。36℃~38℃ぐらいのぬるま湯で、洗顔料のついている部分をしっかりと流しましょう。泡が流れた後も、成分が肌に残っている場合が多いので、しつこいぐらいに何度も濯ぐのがポイントです。フェイスラインや、凹凸の多い鼻周り、泡がつきやすい眉毛もしっかりとお湯で流しましょう。特に泡立たないタイプの洗顔料は、パシャパシャとお湯を肌にかけるだけでは成分が落ちづらいので要注意。
少量のぬるま湯を指先にとり、洗顔料とお湯を肌の上でクルクルと馴染ませます。洗顔料がお湯に馴染んでから、濯ぐと成分が落ちやすくなります。
- タオルで優しく水分を拭き取って完了
顔の水分を優しく、タオルで拭き取ります。ゴシゴシ擦るのではなく、ポンポンとタオルに水分を吸い込ませるように、軽く肌に当てましょう。肌に水分が残ったままにしておくと、水分が乾く時に肌の潤いを巻き込んで、蒸発するので乾燥肌になりがちです。水分を拭き取った後は、化粧水などのスキンケアを早めにおこなうと良いでしょう。
泡立てにくい時は、道具を使って時短ケア
手の平だけで洗顔料を泡立てようとすると、細かい泡をたくさん作れない…という時もありますよね。忙しい朝は、泡立てに時間をかけていられない…という人も多いのではないでしょうか。
そんな時に活躍してくれるのが、泡立てネットや洗顔ブラシなどの「洗顔専用グッツ」です。ネットやブラシ部分に洗顔料をつけて、少量の水を含ませて、よく手の平で擦ります。
ネットは空気を含ませるように、手の平で揉むと、簡単にモコモコの泡が作れる人気の商品です。100円ショップでも洗顔専用のグッツが置いてあるので、泡立てが苦手…という人は、ぜひグッツを使いながら洗顔を行ってみてはいかがでしょうか。
洗顔料の正しい使い方とはまとめ
洗顔はクレンジングで落とし切れなかったメイクや、古い角質を落とすための肌のお掃除にかかせない工程です。
- 疲れて面倒だからクレンジングだけしよう…
- 朝は忙しいから洗顔を飛ばしてメイクすればいい
というお手入れを繰り返していると、肌トラブルに悩みやすいお肌になってしまいます。
- 朝の洗顔は寝ている間についた肌の汚れ
- 夜の洗顔はクレンジング後のメイク汚れや、余分な皮脂
などをしっかり洗い流して、洗顔習慣で美肌作りを目指してみませんか?
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