洗い流すフェイスパックの効果的な使い方
洗い流すタイプのパックは、肌にヌルつきが残ることがなくさっぱりと使えるのが魅力的ですよね。しかし洗い流すパックを使った後に、肌の乾燥を感じてしまう人も多いのではないでしょうか。
今回は肌のつっぱり感を気にせずに使える、洗い流すフェイスパックの効果的な使い方をご紹介します。いつもパックがカピカピに乾燥してしまう人や、パックで毛穴汚れをきれいにしたい人も要チェックです。
目次
洗い流すフェイスパックの効果的な使い方とは
洗い流すフェイスパックは、汚れや皮脂を吸着させ肌をきれいにするタイプと、保湿成分を肌に密着させ潤いをアップさせるタイプに分かれています。
クレイや炭などが配合された洗い流すパックの場合
お肌の掃除アイテムとしてクレイや、炭が配合された洗い流すパックの効果的な使い方を見てみましょう。
下準備:メイクはしっかりクレンジングで事前に落としておく。
- クレンジング後の肌に、パックを乗せる。塗りムラが出にくいように1回分の使用量をまず手の甲に出してから、おでこ・両頬・鼻・あごの5点に少量ずつ乗せるのがポイント
- 乗せたパックを指先で顔全体に伸ばす。肌が透けない程度に、伸ばしたパックが一定の厚みになるように広げる。使用量が少ないとパックの水分が早く乾いてしまい、肌がつっぱりやすくなるので要注意。2~3mmの厚みがあると、乾きにくくなる
- 顔全体に広げたら、使う商品によって数分放置する。放置時間が長いと肌の水分が奪われやすいので、乾燥肌の人は少々短めにすると良い
- パックをぬるま湯で濯ぎ、顔全体を洗い流す。最初はパックが乾いて落ちにくいので、手の平にお湯をとってパックと馴染ませてから濯ぐと落ちやすくなる
- パックを落とした後は、化粧水ですぐに保湿ケアを行う
クレイや炭が配合されたパックの場合、放置時間が多少短くでも汚れを吸着する力に優れているので角質ケアとして効果を発揮してくれます。
反対にパックの表面が乾いて、色が白っぽく変わる程放置してしまうと肌が乾燥して洗い上がりがつっぱりやすくなるので要注意。洗い流した後は、化粧水でお掃除した肌に保湿ケアをたっぷり行うのも大切なポイントです。
美容成分がたっぷりと配合された保湿タイプの洗い流すパックの場合
美容成分が配合された角質ケアではない、洗い流すタイプの効果的な使い方を見てみましょう。
下準備:クレンジングと洗顔を事前に済ませて、肌を清潔な状態にする
- 1回分の使用量を手の平に出し、乾燥しやすい両頬・フェイスライン・おでこの順にパックを塗る
- 保湿タイプは油分が配合されているので、乾燥しやすい目元・頬・口周りは厚めに。おでこや生え際・あご下は薄く塗るのがポイント。目の周りは商品によってキワまで使えるものと、目の周りは避けた方が良いものがあるのでよく説明書をチェックしておく
- 顔全体に塗り広げたら、ラップを巻いて数分放置する。ラップはおでこから鼻で1枚・鼻下からあご下まで1枚と、区切ってふんわりと顔にかける
- 時間が経ったらラップを外し、ぬるま湯でパックを洗い流す。パックの表面が乾燥して濯ぎにくい時は、パックの表面に指先でお湯を馴染ませて溶かすと流しやすくなるのでおすすめ
- ヌルつきがなくなるまでしっかり濯いだら、最後に化粧水・美容液など普段のスキンケアで肌を整える
保湿タイプの洗い流すパックの場合は、汚れをきれいにするタイプと違い、油分が含まれています。クレンジングと洗顔まで済ませて、肌の表面の汚れをしっかりと落としてから使いましょう。
また放置することで美容成分を肌に密着させますが、パックを薄くつけた部分は乾燥しやすいですよね。パック上にラップをかけることで、肌の水分が蒸発しにくくなります。ぴたっと密着させると肌刺激になりやすいので、ふんわりと優しくかけましょう。
洗い流すフェイスパックの効果的な使い方まとめ
洗い流すパックの効果的な使い方のポイントをまとめると
- クレイや炭などが配合された洗い流すパックは、2mm程度に厚く肌全体に広げる
- 油分が多い保湿タイプの洗い流すパックは、皮脂分泌が多い部分は薄く・乾燥が目立つ部分は厚く塗る
- パックを塗ってから放置する時は、ラップを使うとパックの表面が乾きにくい
特にラップを使ったテクニックは、エステなど美容現場でも使われているので、洗い流した後のつっぱり感が気になる人はぜひチャレンジしてみてくださいね。
洗い流すフェイスパックは、タイプによって使い方が少々異なります。それぞれの特徴を活かして、使い方を変えるとパックのもつ効果をグッと高めることも出来ます。今回ご紹介した方法をぜひ洗い流すパックを使う時に、試してみてはいかがでしょうか。
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