フェイスパックの役割
フェイスパックというと、手軽なシートタイプの人気が高いですよね。他にも塗って洗い流すタイプや、塗った後そのまま置いて洗い流さないタイプなど、色んな使い方があります。フェイスパックはタイプによって、役割が異なります。
今回はフェイスパックの役割について、タイプ別に調べてみました。自分の肌質・お悩み合わせて、フェイスパックを選ぶ時の参考にしてみてくださいね。
目次
フェイスパックの役割とは
フェイスパックは普段のスキンケアを底上げする、スペシャルケアの役割をもっています。最近では毎日行える効果がマイルドなものや、1~2週間に1回程度の頻度で行う効果が高いものまでたくさんの種類が販売されていますよね。
パックの種類によって使い方が異なり、目的が変わってきます。フェイスパックのタイプ別に役割を詳しく見てみましょう。
シート状のマスクタイプ
たっぷりと化粧水や美容液をシートに染み込ませた、シート状のマスクタイプは肌の保湿力を高める役割をもっています。乾燥が目立つ時や、日焼け後の肌のクールダウンにもぴったり。肌にかかる負担も少ないのでデイリーケアにも向いています。
クレイパックのように洗い流すタイプ
肌に塗ってから数分置いて洗い流すタイプのパックは、配合されている成分によって「角質ケア」と「保湿ケア」という2つの役割に分かれています。
汚れを吸着する力があるクレイが配合されているものは、毛穴の皮脂汚れや古い角質のお掃除ケアに。米麹やセラミド・コラーゲンなどが配合されている場合は、保湿ケアを行うことが出来ます。
貼って剥がすピーリングタイプ
シートやクリームを肌に密着させ、剥がすタイプのパックは、毛穴ケアの役割をもっています。小鼻の角栓が気になる時に使ったことがある人も多いですよね。
貼って剥がすという力技になるので、肌への負担が大きく、敏感肌や乾燥肌の人にはあまり向いていないパックでもあります。
ジェル状の洗い流さないタイプ
ジェルを塗ってしばらく置いてから、拭き取りを行うパックもありますよね。洗い流さないパックには「保湿」以外にも、「エイジングケア」の役割をもったパックも増えています。
特に炭酸が配合されているジェルパックは、肌の新陳代謝を高め肌本来のもつ力を引き出す役割があります。炭酸が肌刺激になるケースもあるので、肌トラブルがない時に行うのがおすすめです。
パックは役割によって使い分ける
タイプ別にパックの役割を見てきましたが、成分や使い方によって役割が異なります。タイプ別にどんな肌質の人が向いているのか、役割からパックを選ぶの基準を見てみましょう。
シート状マスク・・・様々な肌質に合わせて使うことが可能
保湿効果の高いシート状マスクですが、配合されている美容成分は製品によって異なります。美白・高保湿・エイジングケアなど、肌のお悩みに合わせて選ぶことが出来るので、自分の肌質や目的に合わせて使い分けてみましょう。
洗い流すパック・・・脂性肌やパック特有のベタつきが気になる人におすすめ
洗い流すパックはぬるま湯で成分を洗い流すので、美容成分のベタつきが気になる時にも使いやすいですね。特にクレイが配合されているパックは、皮脂や汚れを吸着する力が高いので、乾燥肌よりも脂性肌タイプの人がおすすめです。
混合肌の人はテカりやすいおでこ・毛穴の目立つ小鼻や、頬などに部分使いでお手入れを行うと良いでしょう。
ピーリングタイプ・・・どの肌質にもあまり向いていない
ピーリングタイプのパックは、90年代にかけて大ブームになった美容法の1つですが、あまり見かけられないですよね。パックの水分を乾かしてから剥がすと、古い角質だけでなく、まだ剥がれ落ちるはずではない角質まで一緒に剥がれてしまうことも…。
肌にかかる負担が大きいので、どのタイプの肌質にもあまり向いていません。ピーリングケアを行いたい時は、クレイタイプの洗い流すパックや、拭き取り型の化粧水など他のものを使った方が良いでしょう。
洗い流さないタイプ・・・エイジングケアや乾燥が気になる時におすすめ
洗い流さず成分を肌に留めたまま仕上げるパックは、保湿効果が高く、エイジングケア対策にもおすすめです。特に肌の新陳代謝を高める炭酸パックは、炭酸の刺激によって成分が角質層まで浸透しやすくなります。
ピーリングケアで肌を傷めたくない乾燥肌人や、肌本来のもつ力を高めたいエイジングケア対策にぴったりです。
フェイスパックの役割まとめ
フェイスパックは普段使っているスキンケアの効果をアップさせる、「保湿」の役割をもつものが多いです。しかし配合されている成分や、使い方によって役割が異なるものもあるので、パック=保湿と決めつけずによく用途をチェックしてみましょう。
今回ご紹介したタイプ別の役割を参考に、ぜひ自分の肌にあったパックを選んでみてくださいね。
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