美容液の役割
「美容液」は化粧水・乳液のどちらとも、質感の違うスキンケアアイテムですよね。化粧水と乳液で保湿が出来れば、美容液を使う必要性はないのでは…と思う人もいるのではないでしょうか。
今回は意外と知らない、美容液の役割についてご紹介します。
- 肌トラブルの目立たないなめらかな肌になりたい…
- 化粧水と乳液だけでは肌の潤いが物足りない…
そんなお肌の悩みがある人もぜひ参考にしてみてくださいね。
目次
美容液の役割とは
美容液は肌に足りない栄養を外側から補ってくれるアイテムとして、様々な種類が販売されています。保湿だけでなく、美白・エイジングケア・ニキビケアなど目的に合わせて使い分けることも可能です。
化粧水よりも栄養たっぷりの美容成分が多く配合されているので、お肌に栄養を与えてイキイキとした肌へ導いてくれる役割があります。また美容液は乳液よりも水分が多く、化粧水より粘度があるので、美容成分が肌にじっくりと浸透していくという特徴ももっています。
化粧水で作られた「水分の通り道」を水分が多く栄養価の高い美容液が浸透することで、角質層の隅々まで栄養と潤いを行き渡らせる効果が期待出来るのです。
美容液だけでスキンケアを終わらせることは出来る?
栄養がたっぷり配合されている美容液は、美肌効果が高いスキンケアアイテムです。しかし美容液は十分に潤いを留めるための油分が含まれておらず、美容液だけでスキンケアを終わらせてしまうと保湿したせっかくの潤いが蒸発してしまいます。
化粧水・美容液・乳液・スキンケアクリームには、それぞれ特徴と使う役割が違います。化粧水の後に美容液を使うことで、美容成分の浸透力がアップし、乳液やスキンケアクリームの油分で潤いをしっかり肌に留めて乾燥を防ぐことが出来るのです。
美肌効果を高めたい時は、それぞれのスキンケアの工程を省かずにじっくり行ってみてくださいね。
美容液はエイジングケア対策に欠かせないアイテム
美容液は美容成分が他のスキンケアアイテムより多く配合されているため、同じスキンケアラインのものでも、化粧水や乳液と比べると価格が高くなります。
スキンケアにお金をかけたくないから美容液は省いてしまえばいいや…と、面倒に感じてしまう人もいるのではないでしょうか。しかし水分を与える役割の化粧水や、油分で潤いを守る乳液・スキンケアクリームと違って、美容液は肌の潤いを持続させる役割もあります。
特に肌の保水力が低下し始める30代以降のエイジングケア対策には、美容液をプラスしたスキンケアが欠かせません。年齢を重ねると皮脂分泌が減少し、20代後半から徐々に肌の潤いをキープするバリア機能が低下し始めます。
若い頃は皮脂分泌が活発で脂性肌だと思っていたのに、年齢を重ねたら乾燥が目立つようになった…と感じることはありませんか?乳液やスキンケアクリームをたくさん使うとベタついて、ニキビが出来てしまう人も少なくありません。
保水力を高めてくれる美容液は、年齢を重ねた大人の肌のお手入れにぴったりのスキンケアアイテムなのです。
シワ・シミ・たるみなど年齢肌トラブルに合った美容液を使ってみよう
美容液には肌トラブルのお悩みに特化した成分が含まれており、たくさんの種類があります。エイジングサインと一言で表しても、目尻のシワやほうれい線のシワ・目の下や頬のシミ・頬やあご周りのたるみなど、人によってお悩みの内容は異なりますよね。
お悩みに合わせて配合されている成分や、液状・ジェル・クリームなどのテクチャーで選び分けるのがおすすめです。シワが出来やすい部分は皮脂分泌が少ないので、ジェルやクリームタイプを。
シミやくすみが目立つ部分は、浸透力の高い液状のサラッとしたタイプを。たるみにはセルフマッサージも一緒に行いやすいクリームタイプがおすすめです。
美容液の役割まとめ
美容液の役割は化粧水や乳液と違い、わかりにくい…と感じる人も多いですよね。
美容液は
- 化粧水の水分で潤った肌に栄養を与える
- 肌自体がもっている潤い維持力をアップさせる
- 肌のハリ・潤いなどコンディションを高める
という役割をもっています。
化粧水や乳液でスキンケアをしっかり行っていても、保湿力がものたりないと感じる時や、エイジングケア対策を始めたい時は普段のスキンケアに美容液を取り入れてみるのがおすすめです。
今回ご紹介した美容液の役割を確認し、お手持ちの化粧水や乳液に合わせて使いやすい美容液を選んでみてはいかがでしょうか。
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