秋肌のスキンケアのポイントとは
秋は夏の日差しのダメージや、冷房による乾燥が肌に溜まっている時期です。スキンケアをしっかり行わないと、肌の老化が進んでしまうことも…。今回は秋肌のスキンケアのポイントをご紹介します。
- 夏の日焼けで肌が疲れた感じがする…
- 肌の老化を進めたくない
と感じている人も、ぜひ参考にしてみてくださいね。
目次
秋の肌はパワー不足
紫外線のダメージをそのままにしておくと、ハリ・潤いを維持しにくくなります。せっかくスキンケアをしても、美容成分の効果が十分に発揮されにくいのです。ダメージを受けた部分の肌の回復力を高める、スキンケアのポイントを見てみましょう。
肌本来の力をアップさせる鍵は「バリア機能」
肌のバリア機能とは、皮膚の角質層にある0.02mm程の層のこと。大変薄い層ですが、油分と水分がバランス良く満たされることで、肌の潤いをキープしてくれます。
しかしこのバリア機能は、肌ダメージを受け続けると低下しやすいので要注意。夏のダメージを放置すると、肌の水分が蒸発しやすくなるのです。肌本来の力を高めるためには、バリア機能を高めるスキンケアを行うのがポイント。
「セラミド」を取り入れて、バリア機能をアップ
保湿ケアをしていても、肌がカサカサする時はバリア機能が低下している可能性も。そんな時は「セラミド」成分が配合された、スキンケアを取り入れてみるのがおすすめです。
セラミドは潤いを溜め込んで維持する力があり、肌の保水力を高める働きをもっています。元々肌にはセラミドを作る機能が備わっていますが、バリア機能が低下するとその生成力も低下してしまうのです。
セラミドを補うことで潤いを維持する力が高まり、肌のバリア機能もグッとアップします。
秋肌のスキンケアのポイントは3つ
秋のスキンケア対策のポイントは、「セラミド」を取り入れるだけではありません。紫外線などのダメージを回復し、空気が乾燥する秋・冬に備えたスキンケアポイントを見てみましょう。
クレンジングや洗顔を優しく行う
肌のバリア機能は、クレンジング・洗顔の摩擦でも低下しやすくなります。特に紫外線のダメージをたっぷり受けた、秋時期のクレンジング・洗顔は要注意。ダメージを受けた肌は、刺激の少ないクレンジング・洗顔で優しく洗いあげましょう。
例えば
- 水分量が多く、刺激の少ない枠練(わくねり)方法の石鹸を選ぶ
- クレンジングオイルではなく、ジェルやミルクに変えてみる
- たっぷりと泡立てて、ゴシゴシ擦らずに洗顔する
など、普段のクレンジング・洗顔を見直してみるのがおすすめです。
化粧水の量はケチらず、たっぷりと
洗顔の後の化粧水は、どのくらいの量を使っていますか?化粧水の使用量をたっぷり使うことで、後に使う美容液・乳液の浸透力も高まります。各メーカーの推奨量よりも、少し多い程度の量がおすすめです。目安量としては、500円玉1個分程度と考えておくと良いでしょう。
化粧水を肌につけた後は、しっかりと浸透するまで少々時間を置いてから、美容液・乳液とスキンケアを進めていくことも大切です。
「セラミド」の種類をチェックしてみる
「セラミド」は、エイジングケア対策でも注目を集めている美容成分。クレンジングから美容液・クリームまで、様々なアイテムに配合されています。「セラミド」にはたくさんの種類があります。
その中でも人の肌にあるセラミド成分と近く、浸透性が高いと言われているのが「ヒト型セラミド」です。
ヒト型セラミドの中でも
- セラミド1・・・外からの刺激から肌を守る力を高め、バリア機能をサポートする
- セラミド3・・・潤いを溜め込む力を高めて、乾燥から肌を守る力をアップさせる
- セラミド6Ⅱ・・・保湿力をサポートし、シワになりにくい肌へ導く
この3つの成分がおすすめです。
乾燥肌やシワなどに悩んでいる人は、どんなセラミドが配合されているかチェックしてみるのも良いでしょう。
秋肌のスキンケアのポイントとはまとめ
秋は夏の強い紫外線や、冷房による乾燥など、肌にダメージが溜まっている状態です。いつもと同じようにスキンケアしているのに、潤いが感じられない…と悩んでいる人も多いのではないでしょうか。
そんな秋肌のスキンケアは
- クレンジングや洗顔の刺激を弱く、肌に優しく行う
- 化粧水をたっぷり使って、他のスキンケアの浸透を高める
- 「セラミド」配合のスキンケアで、バリア機能をアップ
この3つのケアがポイント。
夏のダメージで低下しやすい肌のバリア機能を高めて、肌の潤いを持続しやすい肌へとお手入れすることが大切です。秋は冬に向けて、どんどん空気が乾燥し始めます。
ぜひ今回ご紹介したスキンケアのポイントを試してみてくださいね。
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