夏になる前に要チェック!美白スキンケアの使い分け方法
夏になると、シミ・くすみ対策で美白スキンケアを使う人が多くなります。しかし、紫外線ダメージが強いのは、夏本番になる前の春から初夏にかけての時期。美白対策を始めるなら、夏になる前がおすすめです。
今回は紫外線のダメージが強くなる時期にチェックしておきたい、美白スキンケアの使い分け方法についてご紹介します。
- 美白スキンケアラインに使われている美容成分は、何が違うの?
- くすみ・シミを予防したい時のスキンケアはどんなものを使ったらいいのわからない…
とお悩みの人もぜひ参考にしてみてくださいね。
目次
美白スキンケアの使い分け方法とは
美白スキンケアというと、透明感のある肌を目指すスキンケアというイメージがありますよね。特に白い美肌に見せたいという時に、使うアイテムと思う人も多いのではないでしょうか。
しかし美白スキンケアは、肌を白く漂白するようなアイテムではないのです。
美白スキンケアは
- 肌の新陳代謝を活発に促し、新しい肌へと生まれ変わりをサポートする
- 古い角質を剥がれやすくし、色素沈着した角質が剥がれやすくなるように導く
- シミやくすみの原因となる、メラニンの生成を抑えて色素沈着しにくい肌作りをする
という3つの目的があります。1つのアイテムで3つすべての目的を兼ねているものあれば、1つの目的に特化した美白スキンケアもあり、種類は様々です。
美白スキンケアの種類によって、今あるシミ・くすみにアプローチするのか、新しいシミを作らせない肌作りをするのか変わってきます。
夏前には美白アイテムで肌にどんなお手入れをしたいのか、自分の目的を確認しておくのがおすすめです。
美白スキンケアには、UVケアで紫外線対策も一緒に行うのがポイント
美白スキンケアだけでは、紫外線のダメージを完璧に防ぐことはできません。日中はUVケアをしっかりすることで、肌に降り注ぐ紫外線のダメージから肌を守ることができます。
美白スキンケアはUVケアと併用してこそ、スキンケアの効果を存分に発揮できるといっても良いでしょう。透明感のある肌を目指したい時は、美白スキンケアだけでなく、UVケアも小まめに行うのを忘れずに。
アプローチ方法で使い分ける、おすすめ美白スキンケアをご紹介
先ほどは、美白スキンケアアイテムの3つの目的についてご紹介しました。美白スキンケアの種類によって、肌へのアプローチ方法が違うのはわかりましたが、肌トラブルによってどう使い分けたらいいか悩んでしまう人も多いのではないでしょうか。
今度はお悩みに合わせて、美白スキンケアのおすすめの使い分け方法をご紹介していきます。
今あるシミ・くすみ対策におすすめの美白スキンケア
今あるシミ・くすみを目立たなくさせたい時に、おすすめの美白スキンケアは、
- 肌の新陳代謝を活発に促し、新しい肌へと生まれ変わりをサポートする
- 古い角質を剥がれやすくし、色素沈着した角質が剥がれやすくなるように導く
この2つ。
特に30代に入った肌は、10~20代よりも肌の新陳代謝のスピードが遅くなり、新しい肌への生まれ変わるスピードが衰え始めます。
角質層に色素沈着してしまったシミ・くすみを目立たなくさせるには、肌の新陳代謝を高めて、肌の生まれ変わるサイクルを正常に導く美白スキンケアがぴったりです。
クレンジング・洗顔後に
- ふきとり型化粧水
- 角質ケア
をプラスして、洗顔ではとりきれない古い角質を剥がれやすい状態に。
さらに
- ビタミンC誘導体
- レチノール
など、色素沈着した肌を目立たなくさせる効果が期待できる成分配合の化粧品を取り入れてみましょう。
ビタミンC誘導体が配合された美白スキンケアは、肌が乾燥しやすい傾向があるので、保湿成分が一緒に配合されたものや、クリーム・乳液でしっかり肌の保湿も行うのがポイントです。
シミ・くすみができにくい肌になるためのおすすめ美白スキンケア
UVケアで紫外線対策をしていても、肌にシミ・くすみができてしまう可能性があります。
新しくシミ・そばかすを作らないための美白スキンケアには
- シミやくすみの原因となる、メラニンが沈着しにくい肌作りをする
大事なポイント。紫外線のダメージを肌に受けると、ダメージから肌を守ろうと、肌のメラニンを活発させる指令が肌細胞に出されます。
指令が出されると、シロチナーゼ酵素が分泌され、メラノサイトという部分でメラニンの生成が活発化するのです。
メラニンが沈着しにくい肌を作るには、
- シロチナーゼ酵素を阻害する効果が期待できる
- メラニンの生成を抑制する効果が期待できる
このような成分が配合された、美白スキンケアを取りいれるのがおすすめです。
- アルブチン
- トラネキサム酸
- コウジ酸
などが配合された化粧水・美容液を、じっくり毎日のスキンケアで試してみてはいかがでしょうか。
敏感肌や乾燥肌の人は、配合されている成分によって刺激を感じてしまうケースもあります。
そんな時は
- シミの目立つ部分だけポイント使いをする
- 朝・晩のどちらかに、美白スキンケアを使う
- 刺激がマイルドな、植物性アルブチン・コウジ酸が配合されたものを試す
など、使い方を工夫してみましょう。
「夏になる前に要チェック!美白スキンケアの使い分け方法」のまとめ
美白スキンケアは、目的に合わせて使うことが大切です。
今あるシミ・くすみにアプローチしたい時は
- 肌の新陳代謝を促し、生まれ変わりをサポートする
- 色素沈着した角質が剥がれやすくなるように導く
このような美白スキンケアを選ぶと良いでしょう。
また、新しいシミ・くすみができにくい肌を目指す時は
- メラニンの生成を抑え、色素沈着しにくい状態に導く成分
が、配合されたものを選ぶのがポイント。夏になる前に美白スキンケアで迷った時は、今回の内容を意識して美白スキンケアを使い分けてみてくださいね。
コメント ( 0 )
トラックバックは利用できません。
この記事へのコメントはありません。