ボディソープと固形石鹸の違い
普段お風呂で体を洗う時、どんな洗浄料を使っていますか?最近は売り場でボディソープが主流になり、固形石鹸を見かけることは少なくなりましたよね。
今回はボディソープと固形石鹸の違いについて、調べてみました。
- 固形石鹸の方がもちは良さそうだけど…
- ボディソープには種類ってあるの?
と体の洗浄料についての疑問がある時も、ぜひ参考にしてみてくださいね。
目次
ボディソープと固形石鹸の違いとは
ボディソープは液状なので、手早く泡立てられますよね。一方固形石鹸はまず、石鹸をスポンジなどに馴染ませてから泡立てるため、時間がかかります。
それぞれの違いを見てみましょう。
- ボディソープ・・・液状、洗浄力が高い、泡立ちが良い、1回分のコスパが悪い
- 固形石鹸・・・固形、洗浄力がマイルド、泡立ちはやや高い、長持ちする
固形石鹸の方が、泡立ちが緩く、洗浄力がマイルドです。ボディソープは、落ちにくい日焼け止めを落とせる程、洗浄力は高めに作られています。
手早く効率良く汚れを落としたい時は、ボディソープの方が良いでしょう。泡立てスポンジなど専用グッツを使うと、より早くたくさんの泡が作れます。
シンプルな成分で作られている固形石鹸
固形石鹸はボディソープよりも、配合されている成分がシンプルです。汚れを落とすのを目的として、昔から作られているのも特徴的ですね。
ちなみにボディ用の固形石鹸には
- 薬用・・・医薬部外品。ニキビなどに効果的な医薬成分が配合されている
- デオドラント用・・・汗や体臭を防ぐ目的で作られた石鹸
と目的に合わせて、用途が異なる石鹸のタイプがあります。洗浄力がマイルドだからこそ、部分的なお手入れにも使いやすいですね。
肌質に合うのはボディソープ、固形石鹸どっち?
顔と同じようにボディにも、肌質があります。冬場に脚や、ひじなどが粉ふき状態になってしまう程、肌が乾燥してしまうことはありませんか?
肌質や、季節にあったボディ用の洗浄料を選ぶポイントを見てみましょう。
乾燥肌の人は固形石鹸や、セラミド成分などのボディソープがおすすめ
肌が乾燥しやすく、刺激を感じやすい人は洗浄力が強いと肌荒れしてしまいます。洗浄力がマイルドな固形石鹸がおすすめです。またボディソープを使いたい場合は、肌の保水力を高めてくれるセラミド成分が配合されたものを選ぶと良いでしょう。
石鹸は泡立てにくい…と敬遠されがちですが、泡立てネットを使えば泡立ちが良くなります。少量の水を石鹸に含ませ、泡立てネットやボディタオルで擦った後、よく空気を含ませて揉むのがポイント。
たっぷりの泡で汚れを落とすと、洗い上がりもさっぱりしますね。
日焼け止めやボディメイクを楽しんだ時は、ボディソープを使う
夏場は、体にもUVカット指数の高い日焼け止めを使う人も多いですよね。汗や水に強いウォータープルーフ加工の日焼け止めは、石鹸ではなかなか落ちにくいケースも。
ボディ用のラメ入りパウダーも、石鹸では落ちない場合があります。そんな時は、洗浄力の強いクレンジングタイプのボディソープがおすすめです。
ゴシゴシ擦ると肌負担が大きくなるので、よく泡立ててから洗うと良いでしょう。
脂性肌タイプの人は、薬用石鹸やボディソープの使い分けがおすすめ
顔よりも皮脂分泌が多い体は、背中にニキビが出来てしまうことも…。特に皮脂分泌の多い脂性肌タイプの人は、汗をかきやすい時期はニキビに悩みがちですよね。
そんな時は薬用石鹸と、ボディソープを使い分けるのがおすすめです。
- 薬用石鹸・・・デリケートな脇、VIOゾーンなど刺激に弱い部分
- ボディソープ・・・皮脂が溜まりやすい背中や、汗の量が多い足裏を中心に
部分毎に分けると、刺激も少なく肌荒れの心配もありません。
ボディソープと固形石鹸の違いまとめ
ボディソープは1回分をサッと出せるので、忙しい時やお風呂が面倒な場合も便利ですよね。しかし固形石鹸と比べると洗浄力が強く、コスパもかかります。
なんとなく選んでいる体の洗浄料が、肌荒れの原因になるので要注意。ボディソープ・固形石鹸の違いを比べて、肌に合うものを使ってみましょう。
- 肌に優しく、コスパの良い洗浄料を選ぶなら「固形石鹸」
- 皮脂や汚れを手早く落としたい時は「ボディソープ」
- ボディソープは日焼け止めや、ボディメイク落としにぴったり
- 乾燥気味や肌荒れが気になる時は、固形石鹸がおすすめ
今回ご紹介した内容を参考に、ボディ用の洗浄料を選んでみてはいかがでしょうか。
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