タイプ別にみたクレンジングの効果と使い方
目次
リキッドタイプとジェルタイプのクレンジングの効果的な使い方
夏は油分の多いクレンジングは、重く感じられて使いにくい…という人も多いですよね。最近ではオイルよりもテクチャーが軽く、洗浄力のあるジェル・リキッドタイプのクレンジングに人気が集まっています。
今回は8種類あるクレンジングタイプから、軽い使い心地のリキッドタイプとジェルタイプの効果的な使い方をご紹介します。
- オイルフリーのクレンジングは洗浄力が弱いのでは…
- クレンジング後は肌がベタつかずさっぱりと洗い上げたい…
そんなお悩みを抱えた時もぜひ参考にしてみてくださいね。
ジェル・リキッドクレンジングの効果的な使い方とは
ジェルやリキッドクレンジングには、
- 油分の含まれているタイプ
- オイルフリータイプ
- 温感タイプ
と幾つかタイプが分かれています。
基本的な使い方は同じなので、ジェル・リキッドの効果的な使用方法を見てみましょう。
ジェルタイプ
洗顔前に手を洗ってよく水分を拭き取っております。水分があるとジェルが水っぽく成分が薄くなるので要注意です。ポイントメイクは事前に専用のメイク落としで、別にクレンジングを済ませておきましょう。
まずジェルタイプのクレンジングの1回分の使用量を手の平に出し、指で数回混ぜて体温で軽く温めます。温感タイプのジェルクレンジングは肌に馴染ませると、配合成分で温かくなるのでそのまま顔に乗せることも出来ます。
数秒経ったら、おでこ・鼻・両頬・あごの順にクレンジングを馴染ませて顔全体に広げましょう。ジェルは密着力が高いので、四指を使って細かくクルクルと円を描くように、顔の内側から外側へ伸ばすのがポイントです。
顔全体に馴染んだら少量のぬるま湯を使って、顔のパーツ毎に乳化させます。乳化させた部分から濯ぎ、顔全体のクレンジングを流したら完了です。
リキッドタイプ
使用する前に手についた汚れなどをしっかりと洗い流します。リキッドタイプにはお風呂場など濡れた手でも使える商品もありますが、手に水分がない方がメイクを馴染ませやすくなります。
ポイントメイクを落とした後、1回分の使用量を手の平に出します。軽く体温で温めてから、おでこ・鼻・両頬・あご周りと顔全体に広げていきましょう。
サラっとした水のような軽いテクチャーなので、小鼻の周りや眉間・あご周りなど、凹凸のある部分は指の腹を使ってクルクルと細かく馴染ませるのがポイント。
最後にぬるま湯でよくクレンジングを濯いだら完了です。
水分の多いクレンジングは馴染ませる前の「転相」がポイント
ジェルやリキッドタイプは使う前に、体温でクレンジングを温めると肌馴染みがアップします。その理由はジェルや、リキッドに含まれる油分が関係しているのです。
オイルやバームクレンジングとは違い、水分の多いジェル・リキッドは冷たいままだと、配合されている油分が水分で包まれています。しかし体温で温まり軽く刺激されることで、油分が表面に浮き出て反対に水分が包まれるという現象が起こります。
これを美容の専門用語で「転相」と呼びます。転相が起こると油分が肌に当たるので、油溶性のメイクがクレンジングとしっかり馴染みます。
ジェルやリキッドには乳化させる必要はない?
転相した状態のジェル・リキッドクレンジングは、油分が肌に馴染んでいるので乳化させた方が早く濯ぐことが出来ます。ジェルやリキッドクレンジングを乳化させると、油分→ 水分へと反対の転相が起こるためさっぱりとはベタつきにくい洗い上がりになるのです。
しかしオイルが含まれていないジェルタイプのクレンジングは、乳化させる必要がないので肌に馴染ませたらすぐに濯いで洗い流せます。
使うクレンジングによって乳化させた方が、洗い上がりを実感しやすくなるのですね。
リキッドタイプとジェルタイプのクレンジングの効果的な使い方まとめ
ジェル・リキッドタイプのクレンジングは洗浄力が高く、洗い上がりはさっぱりしていることから多くのメーカーで新商品が販売されています。
汗をかいて皮脂でベタつきやすい、夏時期のクレンジングにぴったりですよね。
- ジェルやリキッドはメイクが落ちにくい気がする…
- 濃いメイクはジェルやリキッドで落とすのは難しい…
と悩んだ時は、使い方を見直してみてはいかがでしょうか。
ただそのまま肌馴染ませるよりも、体温で温めて軽く指で馴染ませた方がメイク落ちが良くなる「転相」・「乳化」のポイントを意識してみましょう。
ジェル・リキッドクレンジングの悩みを抱えた時は、ぜひ今回の使い方も参考にしてみてくださいね。
→③「ミルクタイプとクリームタイプのクレンジングの効果的な使い方」へ
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