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クレンジング成分からクレンジングを選ぶ

毎日使うクレンジングを選び時は、何を基準に選んでいますか?洗浄力の強いクレンジングは、肌負担が大きいと言われていますよね。しかし成分表示を見ても、「どんな成分が肌に負担がかかりやすいのかわかりにくい…」と悩んでしまう人も多いのではないでしょうか。

今回はクレンジング成分から選ぶ、クレンジングの選び方について、ご紹介します。

  • クレンジングの成分は、何が違うの?
  • 洗顔ではメイクが落とせないのに、クレンジングでは落とせるの?

と悩みを抱えている人も、ぜひチェックしてみてください。

 

クレンジングに含まれている洗浄成分とは

洗顔だけでは、メイクを完全に落とすことは出来ないですよね。クレンジングには、界面活性剤が洗顔よりも多く含まれています。界面活性剤は、油分と水分が混ざりやすくする成分でもあるため、油分の多いクレンジングほど、多く含まれている傾向にあります。

油分と水分が混ざりやすくなるのは、界面活性剤が化学由来の成分という点にあります。

  • 肌に密着したメイクを、水分と馴染ませる
  • 水分をよくメイクと馴染ませることで、肌から浮かせる
  • シワや、毛穴に入り込んだメイクも洗い流しやすくする

という働きがあるのです。そのため界面活性剤が多く配合されているクレンジングほど、メイク落ちが良く、色の濃いメイクもスルっと落ちてくれるのです。

クレンジングには様々な種類がありますが、界面活性剤が多い順番に並べると、

  1. オイルクレンジング
  2. ジェルクレンジング(油分あり)
  3. クリームクレンジング
  4. ジェルクレンジング(オイルフリータイプ)
  5. ミルククレンジング(乳液タイプ)
  6. 液体タイプのクレンジング

このような順になります。

一番界面活性剤が少ない位置に、液体タイプのクレンジングがありますが、これはあくまでも界面活性剤が多い順番です。液体タイプのクレンジングは、コットンを使って拭き取るため、ミルククレンジングや、クリームクレンジングよりも、肌負担が大きくなります。

シート状のクレンジングの場合も

  • オイル成分配合

という表示があるものは、界面活性剤が多く配合されている可能性も。

反対に

  • オイルフリー

という成分表示がある場合は、界面活性剤が少ない可能性が高いです。

 

クレンジングには、「エタノール」が配合されているものも多い

クレンジングには界面活性剤だけでなく、美容成分も一緒に配合されているものも多いですよね。しかし美容成分や、水分が含まれていると、品質が劣化しやすくなります。

水は常温で保存すると、とても腐りやすいですよね。エタノールは、常温で品質をキープしやすくしてくれます。

その一方でこんなデメリットも。

  • エタノールは蒸発する時に、周囲の水分も巻き込んで乾く
  • 肌が乾燥しやすくなる

という特徴があります。

クレンジングに含まれているエタノールは微量のため、気づかない内に肌が乾燥しやすくなっているのです。

 

肌に優しいクレンジングの成分とは

先ほどご紹介した、界面活性剤や、エタノールは刺激が強いので、肌トラブルがある時は出来るだけ配合量の少ないクレンジングを選ぶのがおすすめです。成分表の上位に、「エチルアルコール」や、「ブチルパラベン」などの界面活性剤が配合されているクレンジングは避けた方が良いでしょう。

反対に刺激になりにくい、肌に優しいクレンジング成分は

  • グリセリン(BG)
  • トコフェノール(ビタミンE)

などがあります。

グリセリン肌の潤いを守ってくれる保湿成分でもあり、成分が混ざりやすくしてくれる働きももっています。またトコフェノールは、成分の酸化防止剤としては多くの化粧品や、薬などにも配合されている安全性の高い成分です。

洗浄力の高いクレンジングを選ぶ時は、このような成分が一緒に配合されているか、ぜひチェックしてみてくださいね。

 

「クレンジング成分からクレンジングを選ぶ」まとめ

クレンジングは、メイクがよく落ちるように「界面活性剤」が配合されています。

界面活性剤は、

  • 油分と水分が混ざりやすくする

という特徴がありますが、化学成分のため、肌負担が大きくなりやすい面も。またクレンジングに配合されやすいエタノールも、肌を乾燥させやすい成分のため、乾燥が気になる人は避けた方が良いでしょう。

洗浄成分の強いクレンジングを選びたい時は、

  • グリセリン
  • トコフェノール

などの保湿力が高い成分や、安全性のある成分が一緒に配合された、クレンジングがおすすめです。敏感肌や、肌トラブルに悩んでいる人は、今回ご紹介した成分を元にクレンジングを選んでみてはいかがでしょうか。

 
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