入浴剤の効果を高める正しい使い方
お風呂に入る時に、入浴剤を入れる人も多いですよね。普通のお湯よりも、刺激を和らげてくれたり、体が芯から温まりやすくなります。しかし正しい使い方を知らないと、入浴剤の効果を十分に発揮出来ないことも…。
今回は入浴剤の効果を高める、正しい使い方についてご紹介します。
- 寒い季節は必ず入浴剤を使っているけれど、効果がわからない…
- プレゼントに入浴剤をもらったけれど、使い方に迷う…
と悩んでいる人も、ぜひ参考にしてみてくださいね。
目次
入浴剤の正しい使い方とは
入浴剤はただお湯に入れればいい、と思っていませんか?ボトルタイプの入浴剤の場合、1回の使用量を目分量で使っている人も多いですよね。入浴剤の正しい使い方を見てみましょう。
推奨されている1回分の量を使う
小分けタイプなら、1回分の目安量がわかりやすいですよね。しかしボトルタイプの入浴剤は、適当に量を調節していると、十分な効果が期待出来ないことも…。
ボトルタイプの入浴剤は、容器のフタで計量するものが多いですよね。容器に書いてある分量を守って、適量をお湯に入れましょう。また香りの良いものや、美容効果の高い入浴剤は、つい多目に入れたくなりますよね。
しかし入浴剤の量が多いと、成分が肌刺激になり、肌に負担がかかる場合もあります。肌トラブルを避けるためにも、推奨量を守ることが大切です。
しっかり入浴剤と、お湯を混ぜる
パウダータイプの入浴剤や、バスソルトは、よくお湯と混ぜることが大切。混ぜずに入浴すると、入浴剤の成分がムラになっていることも…。特にバスソルトなど、粒子が荒いものは、お湯としっかり混ぜましょう。
パウダータイプはお湯に溶けやすいですが、入れてから放置すると、成分が沈殿します。湯船の底から、お湯をゆっくりとかき混ぜるのがおすすめです。
入浴剤の効果を高める、正しい入浴方法とは
入浴剤はお湯に入れるだけでなく、正しい入浴方法を行うことで、さらに効果が期待出来ます。入浴剤の効果を高める、正しい入浴方法を見てみましょう。
お湯の温度を38~40℃にする
お湯の温度が高いと、肌への刺激が大きくなり、心臓にも負担がかかります。温度が高い温泉は、入ると脈が速くなりますよね。脈拍が早くなることで、心臓に大きな負担がかかってしまうのです。
また高い温度のお湯は湯上りに、肌が乾燥しやすくなることも…。お湯の温度は、38~40℃に設定するのがおすすめです。またぬるいお湯を使うと、入浴剤が十分に溶けない可能性があります。人肌よりやや高めの温度を目指すと良いでしょう。
入浴剤がお湯に溶け切ってから、湯船に入る
発泡タイプの入浴剤や、タブレット型の入浴剤は、成分がお湯に溶けるまで少々時間がかかります。待つのが面倒で、溶け切る前に湯船に浸かったことはありませんか?
発泡タイプや、タブレットタイプは、溶け切った状態になることで、成分がお湯に馴染みます。また溶けにくいバスソルトなどは、よくかき混ぜて、成分とお湯を馴染ませた後に入りましょう。
入浴剤の効果を活かすためにも、溶け切ってから、湯船に入るのがポイントです。
入浴剤を入れてから、長時間放置しない
疲れている時や、忙しい時は、入浴剤を入れてから時間が経ってしまうこともありますよね。しかし入浴剤を入れたお風呂は、長時間時間が経つと、効果が十分に発揮されにくくなります。
特に発泡タイプの入浴剤は、炭酸ガスの効果が抜けやすいので要注意。入浴剤を入れてから、2時間以内に湯船に入るように心掛けましょう。入浴剤を入れて、しっかりお湯に溶け切ったら、早めに湯船に浸かるのが一番ですね。
入浴剤の効果を高める正しい使い方まとめ
入浴剤は種類も豊富なので、気分に合わせて使い分けることも出来ます。しかし使い方によっては、十分な効果を発揮できていない場合も…。そんな時は入浴剤の効果を高める、正しい使い方をしているかどうか、チェックしてみましょう。
- 推奨されている1回分の量を図っていれる
- しっかり入浴剤と、お湯を混ぜる
- お湯の温度を、人肌よりやや高めの38~40℃にする
- 入浴剤がお湯に溶け切ってから、湯船に入る
- 入浴剤を入れてから、長時間放置しない
上記の5つのポイントを見直してみてはいかがでしょうか。寒い時期は、ゆっくり入浴することで、体が芯から温まりやすくなります。入浴の効果を引き出す正しい方法で、リラックスした時間を過ごすのがおすすめです。
入浴剤の使い方に迷った時は、今回の内容をぜひ参考にしてみてくださいね。
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