ポツポツ黒く見える「埋没毛」とは
脱毛や、除毛を繰り返していると、黒いポツポツが気になることはありませんか?一見ニキビのように見えますが、皮膚の中に毛が入り込んでしまった状態です。
肌の中に毛があると聞くと、どう対処したらいいのか悩んでしまいますよね。今回はそんな「埋没毛」について、詳しく調べてみました。
- 脱毛の後に、黒いポツポツが出来ていて気になる…
- 埋没毛のお手入れ方法を知りたい
埋没毛について悩んでいる人も、ぜひ一緒にチェックしてみましょう。
目次
埋没毛ってどんな状態?
「埋没毛」とは、皮膚の中に毛が埋もれてしまって表面に出ていない状態のことを差します。毛先が完全に肌の中に入ってしまうので、「埋没毛(まいぼつもう)」と呼ばれています。
埋没毛が出来てしまう原因とは
毛穴周りの肌が傷ついてしまい、毛穴が塞がってしまうのが大きな原因の1つです。脱毛・除毛は、肌を傷つけやすいため、「埋没毛」になりやすいと言われています。
埋没毛は
- 毛を剃る、または毛根から毛を抜く
- 新しく生えてきた毛が、毛穴の外に出ずに、皮膚の中で成長する
- 皮膚が毛で盛り上がり、ポツポツとしたニキビのように見える
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このように出来上がります。
特に濃く毛根がしっかりとした毛程、埋没毛になりやすい特徴をもっています。
顔のパーツだと
- 眉毛や、鼻下のヒゲ部分
ボディだと
- 脚のすね部分や、ワキ・VIOゾーン
などがメラニンの濃い、しっかりとした毛が生えやすい部分ですね。また除毛や、脱毛を頻繁に繰り返すことでも、「埋没毛」になりやすくなります。
埋没毛は放置しておいて大丈夫?
黒くポツポツした部分が目立つと、見た目にも気になりますよね。埋没毛は、放置しておいたままでも、自然に目立たなくなります。
毛には「毛周期」という、生え変わるサイクルがあります。成長が止まった埋没毛は、毛根部分が退化し、自然に古い角質と一緒に抜け落ちるからです。自然に目立たなくなるには、3週間~1ヶ月かかりますが、放置しておいても問題はありません。
しかし肌の露出する夏場や、人目に触れやすい部分の場合は、早く目立たなくしたいですよね。そんな時に手軽に出来る、埋没毛のお手入れ方法を見てみましょう。
埋没毛のお手入れ方法とは
埋もれてしまった毛は、どうやってお手入れするのが良いのでしょうか。自宅でも行いやすいお手入れ方法を見てみましょう。
スクラブや、ゴマージュで肌の新陳代謝を高める
皮膚の中に埋もれた毛をとり出すには、時間がかかります。まずは古い角質が落ちやすいように、スクラブやゴマージュで、角質ケアを行いましょう。肌の新陳代謝も高まるので、傷ついた肌が生まれ変わりやすくなります。
頻繁に使うと肌荒れを起こしやすいので、週に2回程度に留めておくのがポイントです。
埋没毛がある部分は、無理やりほじくらない
皮膚の中に埋まっているからといって、毛抜きなどでとり出すのはNG。肌がもっと傷ついてしまい、肌荒れを起こしてしまう可能性が高くなります。埋没毛がある部分は、毛抜きやカミソリの使用は控えましょう。
特に毛穴の周囲が赤くなっている埋没毛は、要注意。炎症を起こしている可能性があるので、触らずに肌の様子を見ましょう。埋没毛部分の赤みが強くなったり、痒みが出た場合は、専門医の受診を。
店舗での脱毛に通っている時は、担当者に相談してみるのがおすすめです。
ポツポツ黒く見える「埋没毛」とはまとめ
埋没毛は、脱毛・除毛をしていると、目立ちやすい肌トラブルです。ニキビのように黒くポツポツした部分が目立つと、気になってしまいますよね。
「埋没毛」とは
- 皮膚の中に毛が埋もれてしまい、表面に毛先が出ていない状態
のことを差します。
毛穴周りの皮膚が傷つくことで、毛穴が塞がってしまうのが大きな原因の1つです。脱毛・除毛は、肌を傷つける可能性が高く、頻繁に行うと埋没毛になる可能性も高くなります。
埋没毛はそのままにしておいても、自然に目立たなくなります。しかし露出する部分や、見た目に目立ってしまうと気になりますよね。そんな時は、ボディスクラブや、ゴマージュで角質ケアを行うのがおすすめ。
古い角質とともに、皮膚の中で成長し切った毛を落としやすくします。目立つからといって、埋没毛を無理やり取り出すのは避けましょう。肌がさらに傷ついて、炎症を起こしてしまう場合があります。
黒くポツポツした埋没毛に悩んだ時は、今回の内容をぜひ参考にしてみてくださいね。
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