温感クレンジングの仕組み
使っている内に温かくなる、温感クレンジングを使ったことはありますか?手に取った瞬間は温かくないのに、顔に馴染ませていると、じんわりと温かくなるのは不思議ですよね。
程よく温まることで毛穴が開き、メイクや汚れが落ちやすくなると話題のクレンジングです。今回は、温感クレンジングの仕組みについてご紹介します。
- 毛穴汚れを簡単にケアしたい
- メイクをしっかり落としたい
と悩んでいる人も、ぜひ参考にしてみてくださいね。
目次
温感クレンジングの仕組みとは
温感クレンジングは、「ホットクレンジング」とも呼ばれています。
- 濃いメイクを落としやすいオイルタイプ
- 伸びやすいジェルタイプ
- ジェルよりもテクチャーが固い、ゲルタイプ
- 温まるとオイル上になる、固形のバームタイプ
温感クレンジングは、このように4種類のテクチャーに分かれています。
それぞれ肌に馴染ませると、徐々に温かくなるという特徴は同じです。通常のクレンジングは温かくならないのに、なぜ温感クレンジングは温かく感じるのでしょうか。
温感クレンジングの秘密は、成分にあり
温感クレンジングが温かくなるのは、配合されている成分の性質が関係しています。
- グリセリン(保湿成分)
- ゼオライト(天然ミネラル)
など、温感クレンジングには水と反応すると、温かくなる性質をもった成分が配合されているからです。
グリセリンは、パーム油やヤシ油から抽出された成分で、保湿力が高いため、クレンジング以外にも、たくさんの化粧品に使われている安全性の高い成分。水に反応すると温かくなりますが、火傷するほどの高温にならないので、温感クレンジングにも配合されています。
ちなみにグリセリンは、ずっと温かい状態をキープしているわけではありません。水としっかり混ざり合った後は、徐々に発熱効果がなくなります。
そのため肌に悪影響を与えにくく、安全性が高いと、古くから親しまれている成分なのです。
ゼオライトは温める効果以外にも、汚れを吸着する効果が高い
グリセリンを使った温感クレンジングは大変多いですが、「ゼオライト」という天然のミネラル成分を配合した温感クレンジングもあります。ゼオライトは、汚れを吸着し、落としやすくするパワーに優れているため、化粧品以外に歯みがき粉や、洗剤にも使われている成分です。
口に入れても安全性の高い成分ですが、洗浄力が高いので、敏感肌・乾燥肌タイプの人は、グリセリンが配合された温感クレンジングの方がおすすめです。
「温感」がクレンジングにもたらす効果とは
温まるクレンジングは、通常のクレンジングよりも
- 毛穴に詰まったメイク・汚れを落としやすくする
- 肌の血行を高めて、ターンオーバーを高める
といった効果が期待出来ます。
蒸しタオルを使ったお手入れが面倒な時や、毛穴汚れをきれいにしたい時は、温感クレンジングを使うと、メイク落としと毛穴ケアを同時に行うことが出来ます。
また肌の血管は非常に細い毛細血管のため、滞りやすく、肌がくすみがちです。年齢を重ねて、肌のくすみや、シミなどが気になり始めた人は、温感クレンジングでエイジング対策を始めるのもおすすめ。
温感クレンジングは、通常のクレンジングのように手軽に使えるので、肌のコンディションに合わせて使い分けてみてはいかがでしょうか。
「温感クレンジングの仕組み」のまとめ
温感クレンジングは
- グリセリン
- ゼオライト
など、水に反応して温かくなる成分が配合されています。温感といっても効果がずっと続くわけではなく、水と完全に混ざり合うと、持続力がなくなるので、火傷する心配もありません。
また温感クレンジングには
- 毛穴を開かせて、メイクや汚れを落としやすくする
- 肌の血行を高めて、ターンオーバーを高める
という美肌効果が期待できます。
エイジングケア対策のクレンジングを探している人や、手軽に毛穴ケアを行いたい時にもぴったりですね。温感クレンジングの仕組みについてチェックしたい時は、ぜひ今回の内容を参考にしてみてください。
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