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  • スキンケアに関してブログ管理人「ひいらぎ」が気が付いたことをコラムに綴っています。

夏のスキンケアを高める生活習慣

夏の肌は日焼けで火照り、暑さでポカポカしているイメージがありますよね。たくさん汗をかくと肌も熱を持っているのでは…と思いがち。しかしエアコンや汗で、意外と肌は冷えている場合が多いのです。

そんな夏のスキンケアを高める生活習慣についてまとめてみました。

 

夏のスキンケアを高める生活習慣~お風呂編~

今回はスキンケアを高める生活習慣の1つ、「お風呂」について調べてみました。夏に冷えを感じやすい人や、お風呂での美肌対策を知りたい人も必見です。

夏のスキンケアを高める生活習慣
 

半身浴はもう古い?全身浴で美肌対策

お風呂の美容対策と言えば、半身浴と答える人も多いのではないでしょうか。モデルや芸能人の美容法として、一大ブームにもなりましたよね。

しかし最近では半身浴よりも、全身浴の方が美肌対策になると言われています。そのカギはお湯の温度と、肌の代謝に関係する「ヒートショックプロテイン」と呼ばれる現象にあります。

 

ヒートショックプロテインとは

「ヒートショックプロテイン」は、人の体内に存在するタンパク質の一種。細胞の修復や代謝の活性化を促す働きがあり、体調をコントロールするために欠かせない成分です。

最近ではエイジングケア成分としても、美容業界で注目を集めています。細胞の修復効果が期待出来るので、シワやハリ不足で悩んでいる時のスキンケア対策にもぴったりです。

 

ヒートショックプロテインをアップする入浴方法

体内にあるヒートショックプロテインは加齢とともに減少し、細胞を修復する機能も減少してしまいます。ヒートショックプロテインを高めるには、全身を効率良く温めるのがポイント。

熱めのお風呂に浸かることで、体内のヒートショックプロテインをアップさせることが出来るのです。詳しい入浴方法を調べてみました。

  • 汗をたくさんかくのでお風呂前によく水分を補給する
  • 40~42℃の熱めのお湯に肩まで浸かる
  • 40℃なら約20分、41℃の場合は約15分、42℃は10分程度浸かるだけでOK
  • 毎日行う必要はないので週2~3回を目安に

半身浴は38℃前後のぬるま湯に、30分以上時間をかけて湯船にゆっくりつかるのが特徴的ですよね。ヒートショックプロテインを高める入浴法は、半身浴とは真逆です。

短時間で体を温めて血流を促し、交感神経を優位に導きます。交感神経が優位になることで、ヒートショックプロテインが体内で高まると免疫力もアップ。

短時間で毎日繰り返す必要がないので、ゆっくり湯船に浸かる時間が面倒な時にも試しやすいですね。
 
夏のスキンケアを高める生活習慣~お風呂編~
 

お風呂に浸かる美肌メリットとは

忙しい時はシャワーだけで、簡単に済ませてしまう人も多いですよね。湯船にお湯を溜めるのは面倒に感じられますが、お風呂に浸かることは肌にとってこんなにたくさんのメリットがあります。

  • 汗腺が刺激されて汗をかきやすくなる
  • 肌細胞の新陳代謝が促進される
  • 古い角質が剥がれやすくなる・・・など

夏はエアコンの冷気で、肌が冷たく汗腺が鈍くなっています。暑さを感じているのに汗をかきにくい…と感じた経験はありませんか?汗腺が鈍くなっていると汗をかきにくくなり、肌の生まれ変わりの促す新陳代謝が低下しやすくなってしまうのです。

先ほどご紹介したヒートショックプロテインを高める入浴方法は、自律神経を刺激して鈍くなった汗腺の働きも高めます。汗をかきやすく肌の新陳代謝をアップさせてくれるので、肌のゴワつき・毛穴詰まりの原因になる古い角質を剥がれやすくしてくれるのです。

 

シャワー派の人も必見!美肌を高めるポイント

ヒートショックプロテイン入浴法は肌にわざと熱ストレスを与えるため、週に2~3程度行うのが効果的です。毎日行うと体が慣れてしまい、ヒートショックプロテインの分泌が促されにくくなることも…。

ヒートショックプロテイン入浴を行わない時に、シャワーで出来る簡単な美肌対策を調べてみました。

 

首の後ろや鎖骨周辺に40℃程度の熱めのシャワーを当てる

首の後ろや鎖骨は、老廃物を流すリンパ節が集中している部分です。首は日常の姿勢から負担がかかりやすいので、リンパの流れが滞りやすくなっています。

首の後ろや鎖骨周辺を集中的に温めるとリンパ節が刺激され、体内の循環がアップ。湯船で温まらなくでも、ポカポカする感覚を味わうことが出来ます。

この他にも足のむくみが気になる時は、太もものつけ根・ひざ裏に熱めのシャワーを当ててみるのもおすすめです。

 

夏のスキンケアを高める生活習慣~お風呂編~まとめ

夏は暑さが厳しく、体のだるさから入浴が面倒に感じてしまう人も多いですよね。しかしお風呂にしっかり浸かると、肌細胞や血流が促されてスキンケアの浸透力も高まります。

特に今回ご紹介した「ヒートショックプロテイン」を高める入浴方法は、エイジングケアが気になる人にぴったりです。ダメージを受けた肌細胞の修復を高めてくれる上に、冷房で鈍くなった汗腺の働きもアップさせてくれます。

週に2~3回・10~20分程度の入浴で美肌対策が行えるので、ぜひ夏の肌のお手入れに試してみてはいかがでしょうか。

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